アンカーワードを確認してみる

おはようございます。 福来です。

ざわざわとした暗い不安が心を惑わせたり、
何もかもが無意味だと囁くひねくれ者が顔をのぞかせそうになったり、
とにかくなんだかヤバイ沼にはまってるぞ、
と感じるような時はありますか?
たいがい能天気な私ですが、
時々そんな沼にはまってしまう時もあります。

そんな時に沼から救いだしてくれるのは、私が大切にしている言葉の数々です。
心を望む位置に引き戻してくれる 錨(イカリ)のような言葉なので、
私はアンカー(ワード)と呼んでいます。
 
中学・高校のころは、 よく純文学を読んでいました。
ドストエフスキーとか、 太宰治とか、 そういう大御所の本です。  
せっかく高尚なものを読んでいたというのに、
覚えているのはどうでもいいシーンばかりですが、
たった一つだけ心に深く刻まれた言葉があります。  
そして多分、 人生で一番最初にアンカーとなった言葉です。      
『人は究極には自由』      
当時15、6才だった私はハッとしました。
「若きウェルテルの悩み」のこの一節に、 大きな衝撃を受けたのでした。    
家族のしがらみ、社会のしがらみ、
そういうものに絡み捉われ、 私たちは心にすら 様々な制約があります。  
でも究極的には 自分は選ぶことができるんだ、 と、ハッキリ悟ったのです。    
善も 悪も 選べる。   光も 闇も 選べる。   生も 死も 選べるんだ、と。      
『人は究極には自由』   この言葉は私の大切なアンカーとなっていて、
ドン底の時には必ず行き着くアンカーです。    

他にもいくつかの マイ・アンカーワードがあります。  
でも私の心に響いた言葉が 別の心に響くとは限らないので、
ここではあえて割愛させていただきますね。  
大切な「錨」となる言葉を 皆様自身で ぜひたくさん見つけてほしいです。      
そして暗く冷たい沼にはまった時には アンカーワードで岸に戻ってほしいです。  
岸に戻る体力がない時には お身体を癒しにいらしてくださいね。
休息もまた大切です。      
最後にもう一つだけ、 お気に入りの マイ・アンカーワードを紹介いたしますね。    
「光に焦点をあて、 暗闇に沈まないように。」            

福来 香      

P.S. かのナポレオンも、「若きウェルテルの悩み」は7回読んだとか。
たまには純文学でも読んで、青臭いことを言ってみるのも一興です(笑)
因みに私のおススメはドストエフスキーの「白痴」です^^

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